金持ち父さん貧乏父さん勧誘は今も昔も変わらない【ネットワークビジネス勧誘体験談】

体験談

kanemochitousan

今回は昔から勧誘に使われている書籍ロバートキヨサキさんの「金持ち父さん、貧乏父さん」を使った勧誘です。

今ではキャッシュフローゲームなどのイベントを主催して、そのゲームで遊んだ後、ネットワークビジネス、マルチ商法の勧誘が行われるという手法もよくある話ですね。

とにかく、誰でもいいからネットワークビジネスに引き込もうとしたら、話をする前に興味を引きつけておかなければいけませんので、その一つのツールとして金持ち父さん貧乏父さんの本やキャッシュフローゲームなどが使われているのです。

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金持ち父さん、貧乏父さんのキャッシュフロークワドラントの内容は簡単に言うと、

  • E=従業員
  • S=自営業者
  • B=ビジネスオーナー
  • I=投資家

通常私たちは、E(従業員)、もしくはS(自営業者)に所属して、時間を使って、お金を得ているのです。

それに対し、B(ビジネスオーナー)は自分がビジネスを所有しているため、自分が何もしなくても収入が入り続ける仕組みを持っています。

この不労所得、権利収入というものを普通の人でも手に入れる手段がネットワークビジネスなのです。

超簡単に書くとこのようなことが書いてあるのです。

なので、このような内容に興味を引きつけておき、実はあなたもこの不労所得、権利収入を手に入れるチャンスがあるのですよというかたちでセミナーや、アップラインと引き合わせ勧誘していく手口です。

それでは、この本を使った王道の手口の実例を見ていきましょう。

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【実例体験談】これってマルチ商法でしょ?違う!ネットワークビジネスだ!(いやいやマルチでしょ笑)

十年ほど前ですが、大学時代の友人女性からネットワークビジネスの勧誘を受け、セミナーを見に行ったことがあります。

最初はただの遊びの誘いだと思ったので、まあ久々だしいいかな、という感覚でした。

会った時に

「最近本読んでる?こういうの多分好きだと思うだから薦める」

「金持ち父さん貧乏父さん」を薦めてきました。

この本はネットワークビジネス勧誘時によく使われる本だそうですが、当時ネットワークビジネスに関する知識もなければ当然無警戒でしたので、一応薦められるまま読んでみました。

電話連絡も時々その友人とはしていたのですが、その中でも

「どこが面白かった?」

「あーあれ笑ったよねー」

本の内容についてのやりとりが時々入りました。

この時点でも不自然さを感じていたが、元々変わった子だしな、と疑うことなく話を進めていきました。

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そして後日、

「あの本薦めてくれた人がどうしても会いたいって言ってる」

と言われました。話が急すぎて違和感はありましたがとりあえず会うことに決めました。

待ち合わせ場所にずいぶん高そうな車が現れました。

運転手は自分より2~3歳くらい年上の男性、それに友人が同乗していました。

車に乗り込み世間話、かと思いきや運転手の第一声が

「将来の夢は何?」

でした。

とりあえず適当に返答しましたが、友人は友人で私を紹介するにあたり

「彼は私の一番、心からつながってると思える友人です」

と。

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あ、これ変なのに関わっちゃったかなと思い、違和感を残しつつ近くにあったファミレスでコーヒーをいただきました。

ちなみに高そうな車に乗ってはいたが特におごるという素振りはありませんでした。

数日後、浜松でセミナーがあるから一緒に行こうとの誘いがあり、面倒だなと思いながら断れず一応行くことにしました。

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着いたときの彼女はずいぶんテンションが高かったと思いますが正直会話の内容は覚えていません。

セミナーの内容は、ざっくり言うと

「経皮毒は怖いので、このよく効く健康食品をすすめて売っていきましょう」

というものでした。

マルチ商法だと確信したので友人に

「マルチじゃん」

と言うと

「マルチじゃない、ネットワークビジネス」

との言い返されました。

こちらも下手なこと言わない方がいいなと思い半ばあきれ返ったままセミナーを終えて帰宅しました。

その後友人から

「買ったやつ送るから試してみて」

と商品が郵送されたり、東京の本社に行こうと誘いがありましたが適当に理由をつけて断りました。

それ以降はごくたまに連絡を取りますが、仲がだいぶ疎遠になったことだけは最後に記しておきます。

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この件について

マルチじゃんと言われて、マルチじゃないネットワークビジネスだと返答する時点でやばいですよね。

ネットワークビジネス=マルチ商法

です。

ネットワーカーはマルチと言われるのを嫌いますし嫌がっています。

マルチと認めたくないのです。

勧誘されたら、これってマルチですか?

と聞いて見てください。

多分ですが、

  • 「うん、マルチまがい商法じゃないよ!」
  • 「うん、悪徳マルチじゃないよ!」

このニュアンスで返答がくると思います。

ここでもう一回聴き直します。

「マルチまがいでもなければ、悪徳マルチでもないのはわかりました。ではこれはマルチ商法ですか?」

このように聞いてみてください。

ここで違うよと返答したらアウトですね。

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