今回のネットワークビジネス、マルチ商法勧誘体験談は、学生時代からの友人の女性から内容を伝えられずアポイントを取られ勧誘に至るケースです。
ネットワークビジネス、マルチ商法の話を伝える時には、絶対に電話などで自分で話してはいけないというノウハウがあるのです。
なぜなら、自分でポロっとそれらしいビジネスの話をすると、
- それってねずみ講
- マルチ商法みたいなビジネスの話はいらない
- 何か売られる
このようなことを即座に相手に連想させ、連絡が取れなくなるからです。
なので、話を最初から最後まで聞きやすい状況にする為に、アップラインという紹介者または実績者にテーブルABCやセミナー形式でネットワークビジネス、マルチ商法の話をさせるのです。
ネットワークビジネス勧誘方法のABC(ホイラーの法則)の実態
今回は自分では内容を告げず、会うアポイントだけ取り、実際会って、いきなり尊敬するアップラインを紹介し、説明を開始し勧誘する典型的なケースです。
学生時代から友人関係にあった女性から、ある時突然「会って話がしたい」とメールを受けました。
学生時代から友人関係にあった女性から、ある時突然「会って話がしたい」とメールを受けました。
以前から頻繁にメールのやり取りをしていたわけではないので不思議に思いつつ、どのような内容なのかを聞くと、
「今は言えないので、直接会った時に話す」といった内容が返ってきました。
なぜ内容を言えないのか聞くと
「今話しても、しっかりとした内容をきっとわかってもらえない」
「きっとあなたにとっていい話だから」
といい、頑なに内容は伏せられました。
なにかおかしいと思いつつ、ひとまず話を聞くだけなら、と了承すると、後日家から少し離れたファミレスに友人の車で案内されました。
そして、肝心の内容を聞こうとすると
「今副業をやっていて、その仕事に詳しい人がいるので紹介したい。もうすぐそこまで来てもらっている」
と言われました。
いきなり初対面の人と話すのは気が進まない、と伝えても
「せっかく説明してもらうためにそこまで来てもらってるので、話だけでも聞いてほしい」
と頑なにお願いされるので、渋々了承しました。
それからしばらくすると、スーツを着た30代程の男性が現れ挨拶された後、ネットワークビジネスの話をもちかけられました。
その男性はネットワークビジネスの会社のパンフレットを私に見せながら
「この仕事をするとこんなにもお金が手に入ります。始めるなら早いほうがいいですよ。」
といった言葉から始まり
「ネットワークビジネスは権利収入といって、駐車場のようなものです。購入者を見つけるまでは時間がかかりますが、一度定期購入者を見つけてしまえば、後は毎月自動的にお金があなたに入ってきます。」
といった内容を強く伝えてきました。
また、
「実際に私たちが売っている商品を試してみませんか?きっと気に入るはずなので。」
と、口についている脂などを取り除くマウスウォッシュを使用させられ
「こんなにいい商品なので、安い壺を騙して高く売るマルチ商法とは全然違うんですよ。」
と、説明されました。
実際そうかもしれませんが、あたかも自分たちがやっているのはマルチ商法ではないかのような言い方は良くないですよね。
私はもともとネットワークビジネスには全く興味がなかったため
「一度検討してみます、また話を聞きたくなったら、後日友人を通じて連絡させてもらいます」
と伝えると、やっと解放してもらえました。
その後の帰宅途中にも友人から
「他にもサンプルを使ってみてほしい、きっと気に入るはずだから。」
と、すごい量のサンプルを渡され
「また感想を教えてほしい」
と言われ、帰宅しました。
その後、一度も連絡は取っていません。