ネットワークビジネスにおいてセミナーは必要不可欠ですし、ここが一番勧誘しやすい場所となります。
もう少し正確にいえば、セミナーは情報を伝えやすい場所であり、クロージングなど本格的な勧誘はセミナー後のアフターミーティングと呼ばれるもので行われます。
このアフターミーティングと言うのが一番ネットワーカーが重視しているフェーズでもあります。
※アフターミーティング・・・セミナーや勉強会などのイベントが終わったあと、ファミレスやその他飲食店などを使って新規さんにクロージングなどをする集会。
ここではネットワーカーがセミナーを運営する時に意識していることなどMLMセミナーの実態について解説していきます。
MLMセミナー運営の基礎
1.セミナー会場準備
- セミナーを主催するグループは手配した会場に準備の為、早めに会場入りする
- ある程度参加人数などはリサーチ情報などで把握しているので最低限の机や椅子を用意する(多く準備しすぎてガラ空き感を見せない為)
- セミナー会場の入口にて最低でも30分前から受付を開始する。
- とにかく前の席から座るようにする(新規動員時はできる限り1番前を取る)。
2.セミナー主催者挨拶
- 忙しい中講師(アップライン)を呼んだというテイで講師をT-UP(持ち上げ)しながら、これから説明するMLM会社の説明をする。
- 携帯電話、スマートフォンの電源はマナーモードではなく、OFFにしてもらうようにする。
- 時間厳守
3.セミナー開始
- 事あるごとに拍手や態度(頷き、笑い)でセミナーを会員同士で盛り上げる。
- 途中で会員も席を立つことは絶対ダメ(新規さんの気が散る)。
- 会員は常に劇団であるというイメージを持つ。
4.セミナー終了
- セミナーが終われば盛大な拍手をする。
- セミナー主催者は必ずアフターミーティングの案内を忘れないこと(ここが一番重要)。
- 新規動員している場合は、必ず「どうだった?」と聞いてはいけない。まずは「すごいでしょ!!」という言葉を新規さんにかける。
5.アフターミーティング
- ここで製品を数十万円買い込ませるというクロージングを行う。
- 紹介者やそのアップラインが次々と新規さんの元に近寄り、全員でクロージング。
MLMのセミナーの実態はこのようになります。
セミナーでの盛り上がりや笑い、頷きなどのアクションは全て会員同士の仕組まれた雰囲気作りとなります。
既存会員はこのセミナーは何度も聞いているので、普通は頷いたり、同じことで笑ったりしないのですが、新規さんを気持ちよく囲い込む為に全て仕組まれているのです。
これを意識してMLMのセミナーに行ってみてください。
やけに、わざとらしく見えます。
アフターミーティングについて
セミナーなどのイベントの後のアフターミーティングで新規さんに大量の製品を買い込ませる説明に入っていきます。
改めて、MLMの可能性や主宰会社の製品、マーケティングプランなどを説明し、最後には、まだ誰にも自分から話をしないほうがよいと口止めをします。
「インターネットの情報もあてにならないことばかり書かれていて凄い中傷されているが、それはこのビジネスでうまくいかなかった人たちが書いていることだから気にしなくてもOK」
だと言われます。
本当に信じるべき情報は、MLMで成功して稼いでいる人に聞く情報だと言われます。
確かに理にかなっていますが、現実問題MLMのネットでの中傷度合いは相当なものです。
ここまで悪評が広がっている意味、本質をしっかり理解することが大事です。
少し話がそれましたが、アフターミーティングでは、紹介者の紹介者(アップライン)が次々と新規さんの前に順番に座り、自分のやる理由などを語ったり可能性を伝えてきます。
このアフターミーティングで会員になる為の契約書にサインアップさせてパックなどの製品20万円くらいを一気に購入させたいと言うのが会員の本音です。
会員となり、クレジットカードなどの番号を書くまでいけばかなり「よっしゃー!!!」てな感じになります。
そして20万円ほどの製品が家に届いても怪しまれないかの確認まで怠りません。
このあたりは徹底して凄いですよね笑
そして、終わりが近づいた時には、次のセミナーのアポイントをとり別れます。
まとめ
ネットワーカーがセミナーを開いてクロージングかけるまでには結構色々な細工がしてあります。
全ては怪しさを取り除く為のものです。
ここでわかったと思いますが、会員は全てグルだということです。
これらがわかった上でMLMセミナーに参加すれば色々楽しいと思います。
ただ、アフターミーティングだけは確実に断って逃げ切ってくださいね!