今回のネットワークビジネス勧誘体験談は、女心を利用した勧誘事例です。
ネットワークビジネス、マルチ商法を行っている人はみんなこう言います。
「生きている人すべてが勧誘対象でこの情報を必要ではない人はいない!」
このようにセミナーやアップラインから言われ、洗脳的になります。
ネットワークビジネスは世間体が悪すぎて、これくらい自分たちがやっていることに自信を持っていないと勧誘することができないからです。
今回の勧誘者も関係を断とうとすると「絶対後悔するぞ」みたいに態度が豹変しております。
ネットワーカーは、自分の話が理解してもらえなかったらいきなり態度を変えますのでご注意ください。
SNSで知り合った韓国人にマルチに勧誘されました
私はかつて、インターネットで知り合った人にMLMに勧誘されました。
当時私は韓国の音楽や料理など韓国文化に興味を持っており、韓国語も勉強していたので韓国人のメル友が欲しいと思っていました。
その頃、SNSで韓国人の友達募集として自分自身の投稿を掲載していました。
そしたら、MLMに勧誘されることとなる彼からの連絡がありました。
彼は私と同県に住んでおり、年齢も同じ、さらには韓国人ということで、私は彼に大変興味を持ちました。彼も私に興味を持ったようで、1ヶ月ほどメールを交わしました。
次第にメール内容は、彼からの会いたいといった内容になり、恋愛的な話になっていきました。
彼と私の写真もメールで交換し、彼はとても容姿が良かったのでとても好感を持ちました。
彼も私の写真を見て、好きになった、早く会いたいというので、こちらもその気になってしまったのです。
メール以外にも、電話も毎日のようにしていました。
その後、彼の住んでいるところへ仕事帰りに会いに行く事になりました。
彼の最寄の駅で待ち合わせしたのですが、直前になり彼が30分ほど遅れるということで、周辺で時間をつぶしました。
その後、彼は自分の車で待ち合わせ場所に現れ、私は彼の車に乗り、夕飯を一緒に食べる事になりました。
彼が向かったのは地元では有名な焼肉店でした。
そのこオーナーと彼は知り合いと言いました。
韓国人同士だから気があったのかなと思ったのですが、のちに知ったのはMLMの親玉がその焼肉店のオーナーのようでした。
食事中、彼から夢があると打ち明けられ、今やってる仕事は本当にやりたい仕事ではない、しかし夢を叶えるために手伝って欲しいといった話になりました。
それまでメールや電話でも一切勧誘のそぶりを見せなかった彼ですが、一気に怪しさが押し寄せ私はなんとか話を合わせたりごまかしたりうやむやにしてやり過ごしました。
食事が終わり、帰ろうと思ったら、まだ一緒にいたいと執拗に喫茶店に連れて行かれました。
そこでは勧誘の話はありませんでしたが、終電が近くなり、帰りの切符も買っていたのに、彼が送るからということで、家まで1時間ほどかかるのに無理やり送っていかれました。
その日彼に彼女になってくれといわれましたが、断りました。すると彼の態度が豹変し、「後悔しないでね」と言ったり、あからさまに機嫌が悪くなったのでした。
無事に自宅にはついたものの、その後、ネットで調べると彼にマルチに誘われた人たちをたくさん見つけました。
彼からは執拗にメールや電話がきて、次に会う予定も尋ねられましたが、こちらからはだんだんと連絡の頻度を開けてフェードアウトしました。
結局半年ほどこのような執拗な連絡がありましたが、いつしかなくなりました。
間もなく、彼自身が別件で逮捕されたと新聞にのっており、働いていたところも解雇されていて、すぐ帰国したようです。
今回の勧誘ケースについて
女心を完全にもて遊んでいますね。
大体このような誘い方をするからこの業界は全くイメージが良くならないと言えます。
相手からしたら、今回の韓国人の勧誘者に対して恋愛感情を抱いているわけです。
そして、自分も好きになったなどの言葉をかけています。
ここからマルチ商法の勧誘に持っていってうまくいくわけがありません。
そもそも相手のニーズがビジネスではなく恋愛であるにも関わらずビジネスの勧誘をしている時点でこの韓国人の勧誘者は成功できないタイプの人間だということがわかります。
ネットワーカーはもう少しビジネスというものを根本的に勉強するべきです。
自分の会社のマーケティングプランやアップラインのいうことをただただ受け売りで言っているようでは話になりません。