同窓会と偽ったブラインド勧誘体験談【ネットワークビジネス勧誘体験談】

今回の体験談は同窓会と偽って人を集め実はネットワークビジネス、マルチ商法への勧誘だったという非道な体験談をご紹介します。

実際これはブラインド勧誘になりまして特商法では禁止されているやり方です。

ネットワークビジネス、マルチ商法では普通に使われている勧誘方法です。

MLM会社の社名やネットワークビジネスなどの言葉をいうと、

「そういうのはいらない」などの反応をされるので、ブラインド勧誘になるケースがこのマルチ商法の業界では非常に多いです。

普通に「一緒に○○(会社名)のネットワークビジネス一緒にやろうよ!」って勧誘してもほとんどの人に

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  • 「そんなねずみ講みたいなのやらない」
  • 「マルチ商法は好きじゃない」

など言われ即拒否反応を示され、連絡がつかなくなるからです。

なので、マルチ商法だということはできる限り隠し、セミナーなどへ勧誘していくということです。

もう一度言いますが、ブラインド勧誘は特商法で禁止されています。

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夢を捨てきれずネットワークビジネスに洗脳されお金と大事な友達を失った元バンドのボーカル

30歳までは夢をつかむために頑張らせて欲しい。

そんなお願いを親にしてギターを担いで上京して早10年。

とうとう親と約束した30歳になってしまいました。

残念ながらバンドでメジャーデビューの夢は散り、残ったのは後悔の念だけでした。

地元でコツコツと仕事をしていた友人は皆んなそれなりの収入があって、世帯をもって幸せそうに暮らしています。

今更ですが、平凡っていいもんなんだなぁと思いました。

私は夢破れて都落ちしました。

ラッキーなことに、父親のコネでそれなりの会社に就職することが出来ました。

ですが10年苦楽を共にしたボーカル担当の友人は一攫千金の夢が諦めきれずにマルチ商法の道に入って行きました。

誤解ないようにいっておきますが、友人は極めて違法性の強い、いわゆる悪徳マルチに手を出したわけではありません。

一般的に名の知れた、世界的なスポーツイベントの公式スポンサーにもなるような企業の会員になりまた。

ですが結果的に、彼には友人がひとりもいなくなり、多額の借金を抱えてしまいました。

理由はビジネスを優先するあまり、執拗に友人宅に出向いて勧誘をしました。

若い頃は地元では人気者だったので、始めのうちを聞いてくれる人が沢山いました。

中にはビジネスを手伝いたいという後輩もいたくらいです。

ですが彼はこれまでの人生の遅れを取り戻すために焦りすぎました。

徐々に周囲から煙たがられるようになりました。

決定的だったのは、彼が幹事をした同窓会です。

同窓会とは名ばかりで実際は会員獲得のためのセミナーでした。

わたしは20年以上の間、彼と苦楽を共にしてきたので、最後まで彼を擁護しようと思っていましたが、これは流石に庇いきれませんでした。

セミナーだと気付いた友人たちは呆れて帰ってしまいました。

残ったのは彼とサクラで呼ばれた仲間らしき人が数人でした。

それ以来、彼とは音信不通になってしまいました。

風の噂では、大量の在庫を抱えて借金を抱えてしまい、夜逃げ同然で遠い街に引っ越してしまったようです。

わたしが彼を思いとどまらせていたら、こんな事にはならなかっただろうと思うと、本当に悔やまれてなりません。

わたしはマルチビジネスやネットワークビジネスと呼ばれるもの自体は否定するつもりはありません。

しかし、現実に友人を無くして借金苦になってしまう人がいる事実は世に伝えたいと思います。

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この勧誘ケースについて

まずブラインド勧誘を行った人は、バンドのボーカルをやっていたこともあり、夢を追いかけるということはどういうことをしなければいけないのか、そしてどういう考え方でビジネスを行って行かないといけないのかをしっかり理解しています。

そういう人は精神論や成功論を理解していますので、ネットワークビジネスにハマりやすいのは事実です。

ただ同送会を開いて実はマルチのセミナーだったというのは本当に痛々しいです。

冒頭でも言いましたが、これはブラインド勧誘で特商法で禁止されています。

周りの人が呆れて、離れていくのもこの体験談から客観的にみてわかると思います。

何故、こんなやり方をしてしまうのかと言えば、やはりビジネスモデルの世間的イメージが悪すぎて、このように人を勧誘して、無理やり話を全部聞かせる方法しかないからです。

ネットワークビジネス自体は違法ではないので人を騙してはいませんが、その前段階の勧誘の時点で大事な友人たちを騙していることに早く気づくべきですよね。

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