今回のネットワークビジネス、マルチ商法勧誘体験談は、何十年か昔の出来事です。
今はインターネットでの勧誘を許している会社などのマルチ会員はインターネットで勧誘していますが、基本的なリアルでの勧誘方法は結局昔も今も変わりません。。
そして世間のイメージは昔より今の方がさらに悪くなっています(ビジネスとして考えたらこれは大問題)。
マルチ商法は別に法律に違反したものではないにも関わらず、警視庁のHPでは悪質商法という位置づけにされています。
出典:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/
現在のマルチ商法(ネットワークビジネス)に対するイメージがこの警視庁のHPで読み取れると思います。
話が少し余談になりましたが、早速体験談にいってみましょう!
【悪夢のような日々】今も昔も変わらない!ホームパーティー連鎖勧誘の実態
何十年も前の事ですが、いわゆる海外から入ってきた有名な密封容器のマルチ商法で困ったことがあるという経験があります。
それは今でも売られている商品ですが、その頃にはとてもおしゃれで高級な品物というイメージがあり、一般のスーパーなどの商店では売られていませんでした。
購入することができるのは、その商品を売ることができるディストリビューターという立場の人だけでした。
その人がパーティーと呼ばれる数人から数十人を集めた販売会に参加すると購入できるというものでした。
私が住んでいたマンションにもひとりそういうディストリビューターと呼ばれる人が居て、我が家でそのパーティーをしないかと誘われたのが最初です。
パーティーを開くとその中から次のパーティーを開く人を見つけるのが彼女のやり方でした。
パーティーを開くひとはたくさん友人を集めなくてはなりません。
私はそれほどたくさん集めることができませんでした。
彼女に悪いと思って、私はたくさんその密封容器を買いました。
すると、彼女はわたしに自分と同じディストリビューターになれば安く購入できるうえに、誰かに売ればその○割が儲けになると言いました。
何度も誘われてめんどうになったので私もディストリビューターになることにしました。
ディストリビューターになるには最初にキットと呼ばれるセットを購入しなくてはなりませんでした。ここまででもけっこうお金をつかいましたが、それからがたいへんでした。
ディストリビューターは毎週一度地区での集会に参加しなくてはならないのです。
電車に乗ってその集会に参加して、会で決まっている歌をみんなで歌って踊って先週の売上の多い順に主催者から褒められます。
もちろん私は押し売りができなかったので、自分で必要ないものでも購入して売り上げとしていました。一年くらいそんなことを続けましたが、あるときこんなばかなことはやめようと思って、きっぱりやめました。
他の人を誘い込んでディストリビューターにすれば、その報奨金などもありましたが私はそれも嫌だったので他の人に迷惑をかけることはありませんでしたが、今から思えば、悪夢のような日々でした。