親戚の借金を肩代わりしてマルチ商法を辞めさせました【ネットワークビジネス勧誘体験談】

体験談

今回は親戚を必死でネットワーク
ビジネス、マルチ商法から救ったお話しです。

 

マルチ商法にドはまりしている人を
辞めさせるのはかなり困難なことなのですが、

 

今回しっかり数字を見て本人に現状を
理解させれた数少ない例かなとおもいます。

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【実例体験談】借金を肩代わりしてネットワークビジネスを辞めさせた事例

 

叔母が、ネットワークビジネスにはまっていた時のことです。

 

叔母は近くに住んでいなかったのですが、
ネットワークビジネスで借金をしているという話を
聞いていて、家族みんなで心配していたんです。

 

だけど、こちらに何の相談もない状況で話を
するのも間違っていると思い、見守ることにしました。

 

ところが、その叔母が一年ぶりくらいに電話を
してきたと思ったら、お金を貸してほしいという
内容だったんです。

 

これは一大事だと、わたしを含めた親戚何人かで
叔母のもとへ駆けつけました。

 

叔母は独身で一人暮らしなのですが、自宅は
その会社の製品で溢れていて、異様な感じがしました。

 

叔母がやっているビジネスの詳しい内容は
知りませんでしたが、どうやら化粧品や健康食品を
勧めるようなビジネスらしいのです。

 

その製品が、リビングにも山のように置いてありました。

 

叔母に

 

「捌ききれないのに、どうして買っているのか」

 

と訊ねると

 

「月々ノルマがある」

 

と答えました。

 

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ビジネスメンバーは、毎月30万ほどを
売り上げないといけないとのことでした。

 

自分が誘ったメンバーがそれぞれ幾らかでも
買ってくれたら自分の持ち出しはないのですが、
叔母のお客さんはほとんど買ってくれないとのことで、
叔母が自分で買い取らなければいけない状況に
なっていたんです。

 

更に分かったことは、このネットワークビジネスを
始める際に、「必ず元がとれる」と言って35万円の
ビジネスセットを買わされていたようです。

 

わたしは叔母の預金通帳や、これまでの出費などを
計算して、叔母に見せました。

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明らかな赤字にも関わらず、叔母は

 

「楽して月50万稼げる」

 

という言葉を信じていました。

 

ですが、すでにかなりの借金があり、
これ以上は危ないと判断して叔母をうちに
連れて帰りました。

 

借金は親戚達でお金を出し合って完済して、
叔母にはネットワークビジネスから足を洗うことを
約束してもらいました。

 

叔母は携帯電話の番号も変えて、
その会社とは二度と連絡をとらないと
約束してくれました。

 

あのままだったら叔母がどうなっていたか、
想像するだけで恐ろしいです。

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今回のケースについて

今回は親戚、身内がネットワークビジネスに
ハマってしまい、そしてノルマ達成のためだけに
製品を購入し、

 

結局身内に迷惑をかけたという事例でした。

 

ネットワークビジネスをやっている人からすれば、
おばちゃんが仕事をしていないからそんな
ことになるのだ。

 

しっかり勧誘活動をしていない。仕事を
していないにも関わらず、収入を求めるな!

 

みたいなことを思うことでしょう。

 

ただなぜ、買い込んでいるおばちゃんを
同じグループの人は止めないのでしょうか。

 

ということです。

 

ネットワークビジネスをやっている人は
自己責任ですから、買い込みしている
ことを止める人はほとんどいません。

 

実際本当に本気でビジネスをやろうとか
ビジネスパートナーとして一緒にやろうと
いうのであれば、

 

わざわざ赤字なのにさらに買い込むとか
ビジネスのビの字も知らないただの
ド素人です。

 

このあたりは人間の本質的な部分に
関わることなので、おそらくこれからも
改善していくことはおそらくないでしょう。

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