ネットワークビジネスの主な勧誘方法としてセミナーやテーブルABCなどに動員するやり方が代表的です。
実はこのセミナーやテーブルABCなどは現在の会員によって会場の雰囲気、Aさん(スピーカー)のT-UP、そしてAさんはあらかじめ会員ではない人のリサーチ情報をBさん(紹介者)から受け取りわかった上でプレゼンを進めています。
ネットワークビジネスを今まで知らなかった人などはこれには気づかないところなのでここでしっかり解説していきたいと思います。
- Aさん:アドバイザー(話し手)
- Bさん:ブリッジ(紹介者)
- Cさん:クライアント(聞き手、新規さん)
セミナー、テーブルABCは会員全員がグル
セミナーやテーブルABCは一見、スピーカーがいて、紹介者と新規さんが一緒に話を聞いている風景に見えますが、実はかなり下準備をされていて全員がグルです。
Cさん(新規さん)のリサーチ情報
まず新規さんの動員が決まったら、そのセミナーのスピーカーのAさんにリサーチ情報を流します。
○月○日にセミナーにくるのは、
- 名前:○○さん
- 年齢:○○さん
- 職業:サラリーマン、営業
- 将来の夢:将来的には脱サラして、飲食店を経営をしたいと考えている。ただ今のままではダラダラサラリーマンを続けていくだけで一生が終わるかもしれないという発言あり。
- 健康上の悩み:寝ても疲れがなかなか取れない。髪が薄くなってきているのを気にしている。
- 興味付:Aさん(スピーカー)に対する興味付けを実行。
等々
普段のやり取りの中から紹介者が次にセミナーやテーブルABCに連れてくる人の情報を流しています。
情報と言っても住所や電話番号などの情報ではなく、将来の夢だったり悩みなどの現状どう考えているのかということの情報です。
実はスピーカーの人は新規の人の情報はある程度把握しながらプレゼンしていくので、その人の状況に突き刺さるような言葉を使って話を進めていきます。
テーブルABCの場合はわざとCさんが壁側に向くように席を選ばれている
テーブルABCの場合は、壁側にCさんが向くように席を選ばれています。
理由は壁以外の方向だと、Cさんの気が散って集中してくれない可能性があるからです。
何気なく座る席でも全て仕組まれているのです。
BさんはAさんの話を何度でも笑ったり、反応する
Bさんは勧誘する度に何度もAさんの話す内容を聞きます。
そして決まったところでAさんは笑いを取るようなことを言います。
そこでまた同じことを言ってるわってシラケるのではなく、Cさんが和むようにわざと笑ったり、頷いたり反応しています。
そこでCさんもBさんにつられて笑ったり、感情を出して反応してもらうことが目的です。
会場内の会員全員も反応して援護射撃
その他の人もスピーカーの面白くもない話にわざと反応し、笑ったり頷いたりして真剣に話を聞くフリをしています。
全ては新規さんを囲う為の行動となります。
プレゼンが終わった後は、わざとBさんCさんを二人きりにする
これはプレゼンを全て聞き終わったあとにBさんがCさんに何故このビジネスをCさんに伝えようと思ったかという情熱をぶちまけてもらうためです。
セミナーでは自然にスピーカーは話を終えると引き上げますが、テーブルABCなどでは引き上げられませんので、トイレや電話などを理由にサッとAさんはその場を一時的に去ります。
まとめ
このように全て自然に流れていっているように見えることでも全てあなたを勧誘する為に仕組まれたものなのです。
ここまでしないと話を理解してもらえないビジネスだということです。
元々世間体の悪すぎるビジネスですから、相当囲い込んでいかないと成功は厳しいものとなります。
現在勧誘され中の方は冷静に考えてください。
これらのことをあなたも今後たくさんやっていくということです。